あそぶろ

バス釣り、登山、サバゲー、vape のブログです

簡単な自作ビッグベイトの作り方教えます。

はじめに

3ヶ月程前から、ビッグベイトを作り始めました。それまではDIYを全くしてこなかった私ですが、何となくやり方が確立してきて簡単に作れるようになってきたので、作り方をまとめておこうとおもいます。大体1日あれば1つ作れるような感じだと思ってください。

今までのビッグベイトの記事はこちらです。

 

 

hondasolo.hatenablog.com

 

 

それでは早速作り方の紹介です。

大まかに7段階の作業になります。

外道君画像作成ありがとー。

 

1.ルアーデザイン

f:id:Hondasolo:20190216141609j:image

ここが1つの楽しいポイントですね。

紙に手書きで魚の絵を描くか、PCで描くかフリー素材の画像を流用するかですね。

また、スキャナーやプリンターがない場合は木に直接描いてもいいですし、紙に書いたものを型にして、木に写しても大丈夫です。

PCを使う場合なら15分くらいあれば大丈夫です。

 

2.転写

f:id:Hondasolo:20190216150220j:image

PCで書いた場合に必要になる段階です。手書きでは直接描く場合は必要ありません。

左右反転もできるので、手書きでは難しい左右対称の造形が可能になります。

f:id:Hondasolo:20190216150413j:image

画像のように色や模様も完璧に写せます。

エラや顔などの彫刻も楽になります。

所要時間は5分程です。水分が多すぎると、全体がボヤけて失敗します。しかし、転写に失敗しても、板の裏に転写すればやり直しはきくので安心してください。今のところ、桐とヒノキで試しましたが、どちらもうまくいっています。

 

3.木材加工

f:id:Hondasolo:20190216150829j:image

前のステップで描いた絵に沿って木材をノコギリで切っていきます。この後に、ヤスリで整える作業があるので、ギリギリを攻めた切り方をすると、時間の節約になります。ただ、攻めすぎると修正が効かなくなるので、その辺の見極めが重要だと思います。桐材を使う場合は簡単に切れて加工が容易にできます。ただ、木が柔らかいので、角が割れやすいため注意が必要です。

大まかに形を切った後は、紙ヤスリで整えます。表面をキレイにするだけでなく、木材の角を落として、魚の形にグッと近づけていきます。ここでリューターがあると時間が段違いです。また、このタイミングで水に浮かべて浮き姿勢をチェックして調整してもいいと思います。

リューターを買う前はノコギリで頑張ってヤスリを使うタイミングを減らしていましたが、最近はリューター任せです笑

所要時間はリューター無しで3.4時間、リューターありだと1.2時間といった所です。

 

4.分割

f:id:Hondasolo:20190216184230j:image

このステップは連結型のビッグベイトを作る時に必要な段階になります。連結がない普通のルアーの場合はいらないです。

ルアーを横から見て、真ん中辺りで半分にします。この際、V字に分割するか、真っ直ぐにきってから、V字に成形するかは好みだと思います。また、尻尾側の方に切れ込みのような隙間を入れています。これをいれないで、ヒートンでつなぐと、隙間が開きすぎて泳ぎが悪くなる傾向にあります。我々は、リューターや鉄ヤスリで削りこんで作ってます。

大体1時間くらいで仕上がります。

 

5.重りの位置決め、埋め込み

f:id:Hondasolo:20190217114518j:image

木材だけだと軽すぎて、泳がなくなってしまうので重りを入れます。私は釣りで使うシンカーを埋め込んでいますが、鉛出てきている重いものならなんでも大丈夫です。入れる場所に関しては、なるべく下の方にいれて下さい。水中で上下が正しくなりません。また、前の方に多く入れて、後ろには少なめを心がけてます。というのも、尻尾を振ってほしいので、後ろを軽くする意図があるからです。ここで、一点だけ注意するのは、この後ヒートンを差し込んで、連結部やフックを付ける所、アイを作成します。その為、ヒートンがささる分のクリアランスは取っておいてください。私は埋め込む前に写真を撮って忘れないようにしてます。

 

f:id:Hondasolo:20190217114542j:image

彫刻刀、千枚通しなんかを使って重りを入れる所を削ります。ここもリューターがあると早いです。偏らないように両方均等に掘っていきます。埋め込んだら瞬間接着剤ゼリータイプで固定します。私100均の接着剤でやってますが、乾くと本当にとれません。ここはズレないように慎重に接着してください。

所要時間は、リューター無しで2.3時間、リューターありで1.2時間といった所です。

 

6.ヒートン埋め込み

f:id:Hondasolo:20190217114629j:image

連結部、フックを付ける所、アイを作るのにヒートンを埋め込みます。ただ、この後、塗装のステップに入りますが、連結からの塗装だとどうしても塗りムラが出来やすい上に、ヒートンに塗料が付いて動きが悪くなることも考えられます。その為、仕上がりを気にする方は逆順でいくといいと思います。私は適当にマスキングして、ヒートンに塗料がかからないようにしています。(塗りムラは出てしまいますが、一度に塗装できるのが楽なので、こうしてます。)

キリで下穴を開けて、ペンチでヒートンをねじ込みます。この際曲がらないように注意です。

連結部のヒートンに関しては前側のヒートンを開いておいて下さい。そして、後ろと連結部する時に閉じましょう。

また、ヒートンの太さが太い時にはあらかじめ、ヒートンを開いてスプリットリングを入れて閉じておくと、フックを付けるのが楽チンです。

所要時間は30分かからないくらいです。

 

7.塗装・コーティング

f:id:Hondasolo:20190217114712j:image

いよいよ最後です。アクリルスプレーやマニキュアなどで全体を塗装します。乾かすのに時間がかかるので、ダンボールに割り箸をさしてそこにつるして乾かしてます。私は待つのが嫌いなので、ドライヤーを当てて乾燥を早めていますが、仕上がりを気にされる方はやめておいた方がいいと思います笑。私は1時間くらいで終えていますが、おそらくちゃんとやろうとすると半日がかりの作業になるのではないでしょうか。

次はコーティングです。エポキシ樹脂か木材用のウレタンニスでやってます。始めはエポキシ樹脂でしたが、混ぜ不足でうまく固まらなかったり、安いものを買うと水につけた時に白濁してしまうなど、失敗が多かったので、最近はニスに重ね塗りが多いです。大体1時間くらいかかります。その後数時間乾燥させて完成です。

ちなみに、今までのはこんな感じです。


f:id:Hondasolo:20190219140315j:image

f:id:Hondasolo:20190219140312j:image

f:id:Hondasolo:20190219140308j:image

f:id:Hondasolo:20190219140320j:image

 

いかがでしたか?完全に素人が作っているので、塗装に関してはすごくグダグダですが、結構しっかり泳いでくれる奴らです。まだ時期的に寒いので、実戦投入出来てませんが、これから釣果報告できたらと思ってます。

 

最後にスイムテストの記事を貼っておきます。

 

hondasolo.hatenablog.com