あそぶろ

バス釣り、登山、サバゲー、vape のブログです

パーコレーターの仕組みを解説します、ついでにKALDIのイタリアンローストを淹れてみたよ

今回はコーヒーの記事になります。

山でコーヒーを飲むために、パーコレーターを買ってあったんですが、最近山に登ってないので、埃をかぶってました笑久しぶりに使ってやろうかと思って淹れてみました。

 

パーコレーターの仕組み

最初にパーコレーターの詳しい仕組みを載せておきます。

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出典 https://www.dod.camp/product/rc1_468/

直火で熱せられたお湯は、蒸気圧によりパーコレーターの管を上り噴出されます。パーコレーターのバスケット部にセットされたコーヒー粉にお湯がかかり、コーヒーが抽出される仕組みです。お湯は循環を繰り返し、コーヒー濃度が徐々に高まる特性があります。

出典 https://www.dod.camp/product/rc1_468/

 

使った豆

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KALDIのイタリアンローストになります。

200gで600円くらいです。

一杯に10gくらいの豆を使うので、この一袋で20杯くらいは飲める計算です。コストは一杯30円ですね。缶コーヒー買うのに比べると大分安く上がりますね。

味の特徴としては、苦味が強く、重くもなく軽くもなく中間的なテイストの豆の様です。

 

使用器具

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画像右のコーヒーミルと、左のパーコレーターで淹れていきます。

 

なぜパーコレーターか?

自分でコーヒーを入れるとなると、真っ先に浮かぶのが紙フィルターによる抽出かと思います。ただ、紙フィルターは使い捨てなので、山頂で余計なゴミが出るので却下しました。本当はこだわりのサイフォンなどもやってみたかったのですが、ガラス製で持ち運べないので却下しました。そして、結局パーコレーターになりました。

 

パーコレーターのメリット

  1. 持ち運びやすい。
  2. 使い捨ての部品がない。
  3. 上蓋の透明な部分から見えるコーヒーの色の変化が楽しい。
  4. アメリカ西部開拓時代の淹れ方らしくなんかカッコいい

 

ほとんどのパーツが金属で出来ているので、外に持ち出しても壊れる心配がありません。その上、フィルターの交換などもなく、使ったら洗うだけなので、ズボラな私にも使いやすいです。さらに、上の透明な部分からポコポコ抽出される液が見え、その色の変化を楽しみながら待てるので、ザ・アウトドアな雰囲気が格別です。

 

パーコレーターのデメリット

  1. 味に関しては他の方法に劣る。
  2. コーヒーの濃さが一定になりづらい。
  3. 一度に入れられる杯数が決まっている。

 

バスケットと呼ばれるフィルター部分の目が粗いので、豆の挽き方は必然的に粗挽き以外の選択肢しかありません。その為、抽出時間やお湯の温度以外はこちらの自由にならないので、バリエーションは持たせ辛いです。

さらに、透明部分から見える抽出液の色で味の濃さを判断するので、初めて淹れる豆だと1番おいしいタイミングが分からないので、試行錯誤が必要になります。

また、水を沸騰させ容器内を循環させる都合上、一度に淹れられる杯数が決まっています。買ったパーコレーターによって、2〜3杯用や5〜7杯用など、杯数が決まっているのでよく使う人数に合わせて買う必要があります。ちなみに私は2〜3人での登山がメインなので、2〜3人用を買いました。

 

 

ちなみに詳しい使い方はこちらです。

https://www.ucc.co.jp/enjoy/brew/percolator.html

 

それでは、淹れていきます。

 

豆を挽く

コーヒーミルで豆を挽きました。

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前述の通りかなりの粗挽きでやってます。

 

挽いた豆をバスケットに入れる

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上のかごの様なバスケットに挽いた豆をいれました。この時、軽く振って小さく砕けてしまった豆を落としておくと、コーヒーを淹れた際に液中に浮かぶ豆のカスが減るのでおすすめです。やらないと、カップの底の方がジャリジャリになってしまいます。

 

湯沸かし

上記の作業をやっている間に本体の方でお湯を沸かしておきます。そして、バスケットにふたをしてバスケットを中にいれます。この際に、一回火を止めることがポイントです。

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画像はセットしたところです。これからバスケットの蓋を閉めて、本体の蓋を閉めて、また火にかけます。

後は上の透明蓋から液の様子を見て数分待つと完成です。


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分かりにくいかもしれませんが、左の画像が火にかけてすぐもので、右が少し経ったものになります。色の変化が見てとれますよね。この液体の色の変化で何となく味を想像して火を止めます。ここは経験値でどうにかするしかありません。

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表面に豆の油がういていていい感じです。豆から淹れたコーヒーを飲むと缶コーヒーを飲む気がなくなりますよー。ぜひぜひお試しいただければと思います。