自作ビッグベイトのスイムテストをしてみました。
2人で作りためたビッグベイトの数が多くなったので、またスイムテストに来てみました。
さっそく見ていきたいと思います。
前回同様巻く速さを変えて3投ずつしています。
ちなみに使用タックルは以下です。
ロッド:Major Claft ベンケイ BIC-702X
(一回折れたんですが、修理で復活しました。)
ライン:Seaguar FLUORO MEISTER 20lb
前回のスイムテスト記事はこちらです。
NZクローラー風ビッグベイト
3投していてだんだんスピードをあげてます。
低速で巻いてる時の動きがすごく良いと思いますが、スピードをあげると全く機能しませんね。もともとゆっくり巻くルアーなので問題ありませんが。
また、ヒノキでつくったので、沈みが大きいです。その上、偏平な形なので裏返り易いです。少しでも改善しようと、アイの位置を変更してみました。
始めは左の画像のように前にアイをつけてました。そのため右の画像のように、巻いていく中で姿勢の変化が大きく、竿を立てながらでないとアクションしなく苦労しました。
そのため、左の画像のようにアイを移動したところ、かなりアクションさせやすくなりました。また、羽根についても工夫してみました。
手作業で作っているので、付け方によっては、前から見た時に、画像のようにどちらかに偏ってしまいます。ここで、逆ハの字になった時に動きづらかったので、ハの字にしてみました。
考察に関しては上の画像の通りです。
ハの字にしたところ大分改善が見られました。
ただ、裏返りの改善ができなかったので、スイムテストをしてみて2号機を作る決意をしました。また作って作成記事あげたいとおもいます。
外道君のアユ
トト・ブリック風の見た目をしたアユ型のルアーになります。作成の手間を出来るだけなくし、数時間で作れないかというコンセプトで作成されたルアーです。整形が大変な曲線を出来るだけ使わず、ほとんど直線だけで作ったルアーになります。制作時間はいつもの半分くらいです。
動きとしては、ゆっくりひくとしずみながら綺麗なS字アクションをしていますね。ただ、速く巻くとアクションが破綻してしまってますね。やはり、この辺は曲面をつかって水の抵抗を少なくすることが必要なのかと思います。いつも、この速度による動きのバラツキが起こると、重りをぶら下げることで、調整して改善することがおおいのですが、今回はダメでした。ただ、ゆっくりデッドスローさせればアピールが過剰になりすぎず、食い気のないバスを誘えそうな気がして来ます。
外道君のアユその2
こっちは先程のものと一転してなめらかな見た目をしたアユ型のルアーです。我々の作るルアーでは珍しいシンキングタイプのルアーになってますね。テストした池が浅すぎるので、実際どこまで潜ってくれるのかは分かりませんが。どの速度域でもちゃんと泳いでくれてますし、トゥイッチングを入れた時のターンなんて、もはや売り物と言っても過言ではないとおもいます。ただ、外道君キャストする位置がバラバラ過ぎて動画撮影がしにくかったぞ笑。
赤ダッジ
こいつもスピードを変えて3投してます。低速と中速での動きがかなりいいですね。高速は死んでますが、個人的に大満足の出来です。塗装をかなり頑張ったのですごく報われた気がします。また、今までの自作羽根モノは遠投した時に遠くの方でアクションさせるのが難しく、近くでしか機能しないものが多かったのですが、こちらは遠くの方からちゃんとパタパタしてくれるので、釣果に期待できます。ただ、今まではしっかり泳ぐことに重きを置いて作成してきました。そのため、フッキングの良さなんかは後回しになってしまってます。こいつなんかは、前のフックと羽根を固定するネジが干渉してしまうので、おそらく掛かりはとても悪くなってしまうかと思います。その辺りは今後使っていく中で、改良していければと思ってます。
外道君の板
彼は言い張りました。これがルアーだと笑
たしかに、アイがついていて糸はつけられるので、試してみました。どうなるでしょうか?
案の定の結果ですね。もうまるっきりただの板ですね。泳ぐ気を全く感じないです笑。姿勢を制御する重りを下に付けてはいるんですが、これだけだとダメみたいですね。もう少し丸くして抵抗を落とす必要がありそうです。今後こいつをちょっとずつ加工して、ちゃんと泳ぐ最低限の工程がみつかると、この板も無駄にならずに済みそうです。がんばれ外道君、負けるな外道君笑
今回はここで暗くなってしまったのでタイムアップでした。残ってるルアーのスイムテストに関してはまた別記事にしていきたいと思います。
それではお読みいただきありがとうございました。