自作ビックベイト完成‼︎ギル型もあるよー。
さて、今回はいよいよ私のビックベイト の完成と、外道君のブルーギルがどうなったかの記事になります。
前回記事はこちらです。
まずは私の方です。
外道君の家に残していった愛しの鮎君です。
あれから乾かしていたんですが、表面がベタベタしていたようで、一回水で洗ってもらってます。そもそも、エポキシパテは二種の液体が入っていて、それを自分でまぜて塗っていく使用法です。ところが、急いでやったせいで混ぜ足りなかったようで、うまく固まらずそれがベタベタの原因かなと思います。
ただ、一回洗ったところ、表面のヌルヌルの下にはキチンと被膜が形成されていたようです。
画像は二度塗りしてもらったあとのものになります。全体的にツルッツルの光沢が見て取れると思います。
後はこれにフックをつけたら完成です。
そして、また外道君のアイディアが光ります。
フェザーフックを作ってくれました。
ここでフェザーフックの説明です。
フェザーフックのメリットは以下の点です。
- ルアーの動きをゆっくりにしてくれる。
- 針を隠してくれる。
- アピール力の向上。
1に関してです。投げたらすぐに足元まで巻いてくるルアーは手数を増やすために、動きにある程度の速さが求められます。ただこのビックベイトに関しては、ある程度ステイさせたり、ロッドを動かしたりすることでその場でアクションさせることが多いので、スピードはゆっくりの方がいいらしいです。
2、3に関しては、賢い魚でも食いついてくれやすくなるみたいです。
つけた様子がこちら。
フックが小さいので、バランスが悪いです。
後で大きなフックを準備したいと思います。
実際に泳がせた様子はまた今度記事にしたいと思います。
さて、皆さんお待ちかね外道ギルの方です。
自分と同じ手順で制作中です。
姿勢がうまくいかず、重りを四つ埋め込むみたいです。
さて、うまくいったでしょうか。
お分りいただけるでしょうか?
真っ二つです。
姿勢を確かめるタイミングで、湯船に向かって全力投球して耐久チェックをしたようで、ぶっ壊れました。今までの苦労が完全に水の泡になった瞬間です笑。
ただ、ここで終わらないのが外道君のすごいところです。
100均で額縁をつるすフックを買ってきたと思ったら、、、、
不死鳥のごとく外道ギルがよみがえりました。
しかも、その後に、、、、
背びれを追加したのと、塗装までグレードアップしてます。ゴツくてカッコいいです。
早速浮き姿勢のチェックです。
あっ!?
微妙です。しかもこの段階までくると、中身に重りを埋め込めません。今度こそくたばったと思いましたが、外道君また考えたようです。
重り下につければいんじゃね?
早速浮かべると、、、、
うっ、浮いたーーーー!!
完璧な浮き姿勢です。やるな外道君。
これに気を良くした外道君。
1時間くらいでもう一つ作ったみたいです。
一気にハードルが上がる多連結型、蛇っぽい動きが期待できます。
作り方は、100均で買ったすりこぎ棒を切断して、額縁止めるフックで繋いだみたいです。
後は塗装してエポキシパテで固めて終了です。
お手軽ですね。
外道ギルとイモムシのスイムテストの動画も次回載せてみたいと思います。
オマケ
今回、ルアーの下に重りをつける発想が外道君の中から出てきたのは、自作ルアーを作る経験の中にあったようです。そんな彼のルアー作成理論を少しご紹介します。
〜外道君のスピナー自作講座〜
1.きっかけ
スピナーのメリット
- アピール力が高い。
- 安い。
- よく釣れる(らしい)
デメリット
- 本体の回転による糸よれ
このことから、本体が回転せずブレードだけが回転するスピナーがあれば最強なのでは?
2.どうすれば作れるか?
重心を偏らせれば、本体が回転せず、ブレードだけがまわるのではないか?
重りをつけて偏らせればよい。ただ、ここでルアーの挙動が不安定になってしまいます。
3.どうすれば姿勢が安定するか?
軸から重りの位置をより遠ざけることで、安定感が増します。
4.最強のルアーはできたのか?
真スピナーのメリット
- アピール力が高い。
- 安い。
- 釣れる(らしい)
- 糸よれがない。
真スピナーのデメリット
- 針金を曲げる回数が多いので、加工が難しい。
このことから、簡単に加工できれば最強のルアーになるのではないか?
5.加工が簡単なルアーにするには。
曲げる回数を少なくしてやればいい。
6.どっかでみたことあるよね?
そうスピナーベイトです。
という訳で、結局新しいルアーは作れなかったようですが、この時の経験が元になって、下に重りをつける事で安定すると考えたらしいです。
はい。今回も長くなったので、ここでお終いにしたいと思います。
次回、スイムテストの巻です。
乞うご期待!!