自作のビックベイトの塗装があまりにも簡単だった。
前回に引き続き自作ルアー作成記事になります。
前回の記事はこちら。前回記事の方に、参考にした動画のリンクもはってあります。是非ご覧ください。
前回までの作業でここまでできてます。
次の日の昼2時に作業を開始しました。
さて、まずは内部に重りとワイヤーを埋め込みます。重りの役割は姿勢を正しくするのと、どこまで沈ませるかを決めることです。ワイヤーの方は針をつけるところや、糸をまくところ(アイ)、体の真ん中にあるジョイント部分を作るために埋め込みます。
左の画像は、先程のものを真ん中で割って、設計図を書いたものです。黒丸が中に入れる重りの位置で、黒い線はワイヤーが通る位置になります。ひたすら、彫刻刀で彫っていく作業です。
右の画像はとりあえず、重りを埋め込んでみた段階のものです。片方に重りが半分だけ埋め込まれてます。もう片方にも同じだけ掘ります。左右が合わず難しいです。
それが終わるとワイヤーを通す所の彫り込みです。先ほどの重りの作業で左右対称の難しさを知ったので、外道君の発案で片側だけ深く掘ることで埋め込むことにしました。手抜きです笑。ただ、ここでミスに気づきました。設計図→針金成形の順で作業しましたが、難しいです。針金は線の通りに曲げられません。動画をよく確認したところ、針金成形をしてから、それを木に写して掘り込んでました。そっちの方が簡単だったと思います。そのため、かなり溝が幅広で深くなってしまいました。耐久性や浸水が心配です。最後のコーティングにかける比重が大きくなった瞬間です。
「やってられるかーーーー!!」
ヤケクソになって真っ二つにしました。
嘘です。
ここで切ることで前半分と後ろ半分が別々に動けます。魚が尾びれを振る様子の再現ギミックです。
なんとか、針金を通して瞬間接着剤で固定した写真達です。外から見ると何となく様になっている気がします。
動画ですと、この後爪補強材を使ってジョイント近辺の補強と、その周辺の塗装のステップになってます。しかし、省きました笑。そもそも爪補強材が手に入らなかったのと、この時点で夕方5時半を過ぎていて、帰りのリミットが迫っていたので、早く終えたかったからです。
顔の彫刻を施しましたー。うん、下手くそ笑
反対側はもっと酷いです。ただ、命が吹き込まれた感じでちょっと感動の瞬間です。
そしてお次はヒレつけました。
ノコギリとヤスリで溝を掘り、下敷きの様なプラスチックでヒレを成形しはめました。右の画像なんてほぼ魚に見えません?この時点で6時半。作業開始から4時間半が経過してます。
そして、待ちに待った塗装です。上下で塗り分けるので、マスキングテープの出番です。
マスキングしました。下半分は白で上半分は黒で塗ります。塗装に使ったのは、普通のスプレーのアクリル塗料です。今まではプラモデルのトップコートを吹くくらいしかやったことのない私にできるか不安です。
マスキングの甘さと、塗料の吹きすぎで仕上がりがイマイチです。かなり完成度が低い。しかも、顔の彫刻の溝に沿って塗料が垂れてしまってます。このままでは、せっかくの魚っぽさが失われてしまうので、急遽銀を重ね塗りすることにしました。ここで、外道君のアイディアが光ります。排水口用のネットを被せて吹けば、鱗状になるのではないかとのこと。やってみます。
排水口用ネットを切り、マスキングテープで固定します。うまくいくかな〜?
おーーーーー!!
一気に魚感が増しました。特に、後ろ半分の上の所をよく見ると、いい感じに鱗状になってます。大成功かなと思います。ただ、このままだと寂しいので、100均のマニキュアとマジックで、目や線を書き足しました。それで出来上がったものがこちらです。
結構それっぽいんではないでしょうか?初めてにしては中々の出来と自負してます。
後はエポキシパテでコーティングして針をつけたら完成です。
ちなみに、外道君はと言うと、盛大に床に青のマニキュアをぶちこぼしてました笑。相変わらず彼はもってますね。
エポキシパテを1回塗って乾かしている図です。表面がテカテカしました。
この時点で夜8時、この日だけで6時間の作業です。前日と合わせると、11時間で大まかに完成しました。時給で考えてしまうと、コスパは悪いです。
そして、ここで私のタイムリミットが来たので、残りの作業を外道君に依頼して帰宅しました。がんばれ外道君、ありがとう外道君笑
次回は、外道君に依頼した残りの作業の結果と、外道君のブルーギルがどうなったかの記事にする予定です。果たして、自作ルアーはちゃんと泳いでくれるんでしょうか?釣れるんでしょうか?
近日公開予定です。乞うご期待!!