自分でクルマのコーティングをしてみました。

今回はいつもと大きくタイプの違う記事になります。実は私数年前から自前でクルマのコーティングをしているのでその事について書きたいとおもいます。

なぜ、コーティングをやろうと思ったか

さかのぼるは四年前です。当時やっすい軽自動車に乗っていた私は、かねてから欲しかった涙目のインプレッサWRX(GDA)を購入しました。STIじゃない所にちょっとした妥協はありましたが、初めてのスポーツカーということで大事に乗ろうと心に決めました。

そこで、今までは洗車機に突っ込むだけのズボラな洗車だったのを、手洗いにしようと考えました。ただ、やってみると面倒なものですね。そこで、コーティングをすることで毎回の洗車が楽になるのではと考えました。

カー用品店にて

家の近くのジェームスさんにお邪魔して、コーティングを依頼しようと思いました。すると、ここで問題が！！用意されていたコースが以下でした。(今は変わっていると思います。)

1. 1万円コース
2. 2万円コース
3. 5〜10万のコースがいくつか笑(高かったのでよく覚えてないです笑)

1に関してです。安い上に半日位の預かりで仕上がるんですが、確か1年もたないような感じ…

2は1日の預かりで1年くらいもつ。

3は預かり期間が数日で効果が3年から5年続く。

コスパで言えば、3かもしれませんが当時納車したての私にそんな余裕はなかったので断念。

悩んでいた私に、店員さんが言ってくれた一言が私の今後を決めました。

1、2万コースの内容なら自分でお安く出来ますよ？

詳しく話を聞いてみると、三千円から四千円くらいのコーティング剤を使えば同じ様な仕上がりにあるそうです。私は自分でやる決意をしました。

工程

1. 洗車
2. 下地処理(コンパウンドをかけます。)
3. コーティング

用意するもの

1. いつも洗車に使っているもの
2. コンパウンドとそれ用のスポンジ
3. コーティング剤

左の画像がコンパウンドで、右がコーティング剤になります。

WILLSON [ ウイルソン ] 超光沢コンパウンド ダークカラー車用 (300ｍｌ) [ 品番 ] 02063

ウィルソン(WILLSON) コーテイング剤シランガード 中・大型車用 01275 [HTRC3]

作業開始！！

まずは普通に洗車します。ここに関してはその方のこだわりによると思います。私はコイン洗車場で、洗浄ガンで水をかけコーティング車用のシャンプーを使い全体を洗っています。その後水を拭き取って終了です。大体30分から1時間かからないくらいです。

こんな感じの仕上がりです。周りが写り込むくらいにピカピカで大満足です。

続いては恐怖のコンパウンドがけです。

下地処理

続いてボディー全体をコンパウンドで磨きます。この作業は塗装面の一番上のクリアー層を平らに削っていく作業です。昨年のコーティングの残りを削るのと、小キズなんかを目立たなくできます。個人的にここの作業が輝きを創り出すと思ってます。

まず、スポンジにコンパウンドの液をつけ、全体を磨きます。この段階にとても腕力がいります。本当にしんどいです。

写真は全体をコンパウンドで磨いた後になります。白くコンパウンドが残るので、乾いたら柔らかい布で拭き取ってあげます。毎回ここで心が折れ折れそうになります。なかなかキレイに拭き取れないんです。ものすごい疲れます。やる度にもうやるもんかと思うほどです。

お分りいただけるでしょうか。鏡かと思うほどの光沢を！！ちなみに写り込んでる青いGDAは元私のやつです、後輩に売却しました。

ちなみに、このステップに2時間半くらいかかってます。年々速くなってますが、ここまででおよそ4時間の作業です。電動のポリッシャー持ってる方なんかは、ものすごく楽に終われるんだろうなと思います。

いざコーティングへ！！

コーティングの手順としては、液体をスポンジで塗り広げ、乾燥(この時期だと15分位)をまって布で拭きあげます。(拭きあげられる時間も決まっていて、オーバーすると固まってふきとれなくなるそうです。)ちなみにこのスポンジと布は同梱されているので、使い捨てて大丈夫です。固まってしまうので再利用は難しいみたいですね。

また、やり直しが効く作業ではないので車を4箇所(ボンネット近辺、左、右、後ろ)にわけて作業します。大体1時間くらいで終わります。あったかい季節だともっと早く仕上がります。

完成！！

いかがでしょうか？私のGRBも後輩のGDAも目の覚めるような仕上がりだと思います。大体一年間は持続しますので、いつもの洗車がかなり楽です。ものすごく時間はかかりますが、仕上がりの感動と、お財布への優しさには眼を見張るものがあると思いますよ。